2023年末~2024年以降、Google Playでは新規アプリの一般公開前にテストプレイヤー(内部テスト)を実施することが必須となっています。
これは信頼性と品質担保のための新ガイドラインであり、正式リリース前の通過儀礼と考えてください。
✅ 新規アプリ公開前に必要なこと(概要)
必須要件(新規アプリ) | 詳細内容 |
---|---|
テストユーザー数 | 最低20人以上 |
テスト期間 | 最低14日間(2週間) |
テスト方法 | **内部テスト(Internal Testing)**を使う |
条件を満たさないと? | 本番公開ができない(「審査対象にならない」) |
📌 「内部テスト」とは?
- Google Play Consoleのテスト → 内部テストから設定
- テスターのメールアドレス(Gmail)を手動で登録する方式
- Googleアカウントが必要
- アプリの
.aab
ファイルをアップロードし、限定URLで配布可能
🔧 設定手順まとめ(WordPress投稿向け)
🔹 ステップ1:内部テスト用のトラックを作成
- Play Console内で「リリース管理 → テスト → 内部テスト」を選択
- 新規リリースを作成し、
.aab
ファイルをアップロード
🔹 ステップ2:テスターを20人以上登録
- Gmailアドレスを最低20件以上用意し、招待リストに追加
- 事前に関係者や知人に協力してもらうとスムーズ
🔹 ステップ3:公開設定してURLを共有
- テスト用URLを発行し、テスターに送付
- テストユーザーは「参加 → インストール」して動作確認
🔹 ステップ4:2週間待機してから本番申請
- 14日経過すると、本番公開の申請が可能になる
- それ以前に申請しても、審査すら通過しないので注意!
🧭 よくある質問(FAQ形式)
Q:20人ちょうどでOK?
→ はい、20人以上いれば要件を満たします。ただし念のため25人ほど登録しておくのが安全です。
Q:2週間以上テストしないといけないの?
→ はい。**14日間は最低限必要です。**テストユーザーが20人以上いなければカウントされません。
Q:テスターがアプリを使ってくれないと意味ない?
→ 表示上はカウントされなくても、インストール履歴やDL数は審査の一部で参照されている可能性あり。なるべく実際にインストールしてもらいましょう。
Q:本番公開にテストURLが影響する?
→ いいえ。内部テストは本番アプリとは別トラックなので、URLやレビューは公開されません。
✅ まとめ
要件 | 内容 |
---|---|
人数 | 20人以上のテスター必須 |
期間 | 最低14日間のテスト期間 |
方法 | 内部テストトラックを使用 |
注意点 | 期間中に本番申請しても無効 |
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補足:この仕様は「新規アプリ」にのみ適用されており、すでに公開済みアプリのアップデートには影響しません。
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